引越しに伴い、子供の保育園・幼稚園の転園が必要になる場合は、できるだけ早めに手続きの準備を始めましょう。
この手続きを忘れたり、遅くなったりすると、最悪子供が通う保育園・幼稚園がなくなってしまうので、優先して行うようにしましょう。
1、保育園・幼稚園の転園準備の注意点
幼稚園や保育園は義務教育ではないため、小中学校と違って受け入れ定員などの制限がきついのが現実です。したがって、引越しが決まった時点で可能な限り早く準備を開始することが必須です。
特に保育園の場合は待機児童の問題があり、必ず希望の園に入れるかどうかわかりません。待機児童が多い地域では、保育園そのものに入れないことも多いです。
小学校や中学校の場合は、引越し後に転校先の学校を探すことも可能ですが、幼稚園・保育園に限っては、先に転園先の園を確保しておかなければなりません。
2、保育園の転園の流れ
保育園の転園の流れは以下のとおりです。
↓
2、見学ができるなら、子供と一緒に見学したりパンフレットをもらったりする
↓
3、認可保育園に空きがない場合は、無認可や認可外保育園、認証保育園に入ることも検討する
↓
4、新しい各保育園の種類ごとに必要な書類を提出する
3、幼稚園の転園の流れ
幼稚園の転園の流れは以下のとおりです。
↓
2、見学ができるなら、子供と一緒に見学したりパンフレットをもらったりする
↓
3、今まで通っていた幼稚園の在園証明書を作ってもらう
↓
4、新しい幼稚園の入園願書などの書類をもらう
↓
5、新しい幼稚園に必要書類を提出する
4、転園手続きのポイント
幼稚園でも保育園でも転園先が決まった時点で、迅速に現在の在籍園にその旨を伝えます。退園届けなどの書類がある場合は提出し、退園日を確定させます。
幼稚園・保育園の転園はそれまでの人間関係が良好な場合、そこから離れることは子供にとって非常なストレスになるため、心のケアとフォローが必要です。
また、転園先に空きがない場合は希望の園に入ることができません。さらに、公立から私立に転園する場合、費用負担が大きくなります。
保育園や幼稚園では、親と園、親同士の関係が非常に緊密ですので、退園時には手土産を持って挨拶をした方が良いでしょう。
5、保育園から幼稚園へ転園する場合
保育園の母親は共働きが多いのに対し、幼稚園の母親は専業主婦が多く、平日に園の行事があることもあります。
したがって、保育園より幼稚園の方がママ友ランチ会など母親同士の付き合いが濃厚なことが多いです。
母親同士の人間関係がそのまま子供に影響するので、最初はその違いに戸惑うと思います。ただ、あまり自分を殺さずに良好な人間関係を築く努力をする必要があります。
6、まとめ
幼稚園や保育園が小中学校と違うのは、義務教育ではないことです。このため、受け入れ定員などの制限がきつく、必ず新しい転園先が見つかる保証がありません。
したがって、引越しが決まった時点で可能な限り早く手続きの準備をスタートすることが大切です。