引越し業者に対し、ご祝儀やチップは必要か?

引っ越しの際に、業者に対して「ご祝儀やチップを支払うべきか」について、頭を悩ませる人は珍しくありません。気持ちよく引っ越し当日を迎えるためにも、ご祝儀やチップに関する疑問をきちんと解消しておきましょう。

ここでは、ご祝儀やチップの必要性や、渡すときのマナーや注意点について紹介します。

引っ越しの際にご祝儀やチップは渡すべき?

自分の気持で決める

結論からいうと、業者に対してご祝儀やチップは「渡しても渡さなくてもどちらでも構わない」という見方が一般的です。

ご祝儀やチップなどのいわゆる「心づけ」は、基本的に引っ越し料金に含まれているケースが多いとされています。したがって、心づけは必ずしも必要というわけではなく、個人の気持ちで渡す・渡さないを決めるものといえるでしょう。

渡さないとサービスが変わる?

なかには、ご祝儀を渡した場合と渡さない場合で、「サービス内容が変わるのではないか?」という不安を持つ人もいるかもしれません。

基本的に、心づけの有無によってサービス内容や、作業内容が変わることはないと考えられます。ご祝儀やチップを渡さなくとも、引っ越し料金を支払っている以上、業者はきちんと作業を行ってくれるので心配はいりません。

ただ、重い荷物を運んだり丁寧に作業を進めてくれたりする業者に対して、感謝の気持ちを金品や品物で表すことは、お互いに気持ちが良いことだと考えられます。

人間同士ですから、気持ちが通じると誰だって気持ちよく仕事が進められます。ねぎらいの気持ちを目で見て分かるように伝えたいのであれば、心づけを渡すと良いでしょう。

ご祝儀やチップを渡すタイミングはいつ?

作業前か作業後

ねぎらいの気持ちとして心づけを渡すときは、タイミングをきちんと見計らうことが大切です。

引っ越し作業は時間に限りがあり、業者はバタバタと忙しく動き回ります。そのため、作業中に声をかけて心づけを渡すことは避けた方が無難でしょう。

渡すタイミングとしてベストなのは、「作業前」もしくは「作業後」です。

作業前に心づけを渡すと、業者のモチベーションが上がったりコミュニケーションを円滑に取りやすくなったりするメリットがあります。

一方、作業後に心づけを渡す場合は、仕事に対する感謝の気持ちが目に見えて伝わりやすいという点がメリットです。作業前と作業後のどちらに渡しても問題ないことが多いので、当日の状況を見てお心づけを渡すと良いでしょう。

言葉を添える

また、心づけを渡す際はタイミングだけでなく、「感謝の言葉」を伝えることも大切なポイントです。

「よろしくお願いします」や「ありがとうございます」を言葉にして伝えることは、人間関係を円滑に進める基本的なマナーといえます。

一生懸命引っ越し作業を行ってくれる業者のためにも、感謝の気持ちは言葉にして、きちんと伝えることが大切です。

渡すときのポイントとは?

作業員一人ずつ手渡し

心づけを渡す際に注意したいのが、できる限り「1人ずつ手渡しする」ということです。

全員分のお金をまとめて誰かに渡すのではなく、作業員1人1人に対し、ポチ袋などにお金を入れて手渡しすると良いでしょう。きちんと1人1人に対してねぎらいの言葉と一緒にお心づけを渡すことで、感謝の気持ちを伝えやすくなります。

万が一、時間が足りず心づけをまとめて誰かに渡す場合は、作業員全員が集まっているタイミングを狙うことが重要です。

作業員が集まっているときに渡すことで、「心づけをもらった」という事実を全員が認識できます。また、お金をまとめて渡す場合は、リーダーの人を選ぶと良いでしょう。

ドリンクやお菓子でもオッケー

もしも、お金を心づけとして渡すことに抵抗がある場合は、お菓子や飲料を感謝の気持ちとして渡すという手もあります。お菓子や飲料であれば、渡す側も渡される側も気負いしにくいでしょう。

特に飲料は体を動かして喉が渇きやすい業者にとって、重宝される差し入れといえます。飲料はペットボトルタイプを選ぶと、持ち運びに便利なため喜ばれる傾向です。

引っ越しのご祝儀やチップは気持ち次第!状況に応じて渡すべきか決めよう!

ちなみに、私なら作業前に一人1,000円ずつ、またはまとめて2,000円程度を「よろしくお願いします!」と言って渡します。

そして、夏場であればできる限り途中でドリンクなども差し入れします。

ただ、引っ越しのご祝儀やチップは「絶対に渡さなければいけない」というわけではなく、ねぎらいや感謝を伝える手段のひとつに過ぎません。

基本はあなたの気持ち次第であり、渡しても渡さなくても「どちらでも良い」ものです。

とはいえ、心付けの有無でサービス内容が変わらないとはいえ、そこは生身の人間です。

逆の立場になればよくわかりますが、たとえわずかでも心づけとしていただければ、「よ~し、がんばろう!」という気になるものです。

気持ちよく引っ越しを済ませるためにも、自分の経済状況や気持ちに応じて、無理のない範囲で心づけを渡すべきか決めると良いでしょう。

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