赤ん坊や幼児がいる家族の引越し手続き&準備

赤ちゃんや小さい子を連れての引越しは大変です。大人だけの引越しとは違い、子供は自分の思うように動いてくれません。普段の生活だけでもバタバタなのに、さらに引越しをしなくてはならないと思うと気が滅入ってしまいますよね。

引越しは市役所での各種手続き、電気やガス、水道屋インターネットの手続き、粗大ゴミの処分、近所の家への挨拶などやることはたくさんあります。

まず、子供達が寝ているときにやることをリストアップしておき、冷蔵庫や壁にリストを貼って何をしなくてはいけないか確認しながら行うと良いでしょう。(この記事は小さな子供がいるサイト管理人の知人女性で、引っ越しを経験した30代の女性に書いてもらっています)

赤ん坊や幼児がいる家族の引越し準備と心構え

1、子供にも引越しすることをわかりやすい言葉で伝える

子供は大人以上に環境の変化に敏感です。慣れ親しんだ家や地域を離れることは、子供に想像以上のストレスがかかります。

引越しが決まったら、子供にも早めに伝えて気持ちの整理をさせてあげる時間を作ってあげましょう。

言葉がわかるかどうか不明な赤ちゃんでも、大人の変化には気付きますので、わからないからと思わずにしっかり言葉で伝えてあげるようにしましょう。

2、荷造り、荷ほどきは出来るだけ引越し専門業者にお願いする

子供が幼稚園や保育園に行っている場合は、その間に荷造りができます。

しかし、まだ幼稚園や保育園に通っておらず家に常時子供がいる場合は、ハッキリ言って荷造りするのは困難です。子供がお構いなしに興味津々で近づいてきます。

子守りを頼める友人や家族が近くにいる場合は、頼んで子供を公園などに連れ出してもらいましょう。その間に荷造りをしてしまいましょう。

手伝いを頼める人がいない場合は、引越し業者に全部丸投げした方が賢明です。筆者も小さい子を連れての引越しをしましたが、引越し業者に丸投げをしました。

引越し業者さんは、引っ越し前に荷物の要・不要を確認してもらえるので、ちょっとでもいらないと思ったら思い切って処分しましょう。その方が引越し料金も安くすみます。

そして、荷造りを引越し業者さんに頼む場合も前日までに済ませておいて、引越し当日は荷物の運搬と荷ほどきだけで済むようにしましょう。

筆者は、同市内での引越しだったので、荷造りから荷物の運搬、荷ほどきまで1日で済ませました。子供の面倒を見ながら深夜までかかってすごく大変だったのを覚えています。

子供や赤ちゃんがいる場合、引越し業者に任せたとしても、手間と時間がかかるものであることを知っておく必要があります。

3、引っ越し中も子供のスペースは用意する

準備も含め引っ越し中は大人がバタバタしているので、子供の居場所がなくなりがちです。また、おもちゃ類は荷造りで箱の中に入っているため、遊べなくて子供がぐずることもあります。

そのため、かさばらないお気に入りのおもちゃ2〜3点と、できれば新しいおもちゃ1点を用意してあげましょう。

「引越しでおもちゃ全部出せなくてゴメンね」の一言も忘れずにしましょう。泣いていても、ゆっくり説明してあげれば意外と子供なりに理解してくれるものです。

必ず前もって、引越し当日はおもちゃは箱の中に入ってしまうことを説明して、子供に覚悟させる準備も必要です。

赤ん坊や幼児がいる家族の引越し手続き

1、保育園・幼稚園の転園手続き

幼稚園や保育園は義務教育ではないため、小中学校と違って受け入れ定員などの制限がきついのが現実です。したがって、引越しが決まった時点で可能な限り早く準備を開始することが必須です。

特に保育園の場合は待機児童の問題があり、必ず希望の園に入れるかどうかわかりません。待機児童が多い地域では、保育園そのものに入れないことも多いです。

小学校や中学校の場合は、引越し後に転校先の学校を探すことも可能ですが、幼稚園・保育園に限っては、先に転園先の園を確保しておかなければなりません。

保育園の転園の流れ
保育園の転園の流れは以下のとおりです。

1、転園先の自治体の保育園課に空きがある保育園を確認する

2、見学ができるなら、子供と一緒に見学したりパンフレットをもらったりする

3、認可保育園に空きがない場合は、無認可や認可外保育園、認証保育園に入ることも検討する

4、新しい各保育園の種類ごとに必要な書類を提出する

幼稚園の転園の流れ
幼稚園の転園の流れは以下のとおりです。

1、転園先の幼稚園を探し、空きがあるか確認する

2、見学ができるなら、子供と一緒に見学したりパンフレットをもらったりする

3、今まで通っていた幼稚園の在園証明書を作ってもらう

4、新しい幼稚園の入園願書などの書類をもらう

5、新しい幼稚園に必要書類を提出する

2、市区町村役場での手続き

子供や赤ちゃんがいる場合、役所に行くのができるだけ1回で済むようにしたいところです。役所手続きには以下のようなものがあります。

引っ越し前(旧住所地)の手続き

1、転出・転居届
2、国民健康保険の喪失手続き
3、国民年金の住所変更
4、印鑑登録の廃止
5、乳幼児医療費助成の廃止
6、児童手当の廃止
7、所得(課税)証明書を発行してもらう

引っ越し後(新住所地)の手続き

1、転入届
2、住民票の取得
3、転校書類の手配
4、国民健康保険の申請
5、国民年金の住所変更
6、印鑑登録
7、乳幼児医療助成の申請
8、児童手当の申請

上記は市区町村が変わる場合の手続きです。同一市町村の場合はやらなくてもいい手続きも入っているので、状況に合わせてピックアップしましょう。

児童手当と乳幼児の医療費助について以下に解説します。

3、児童手当の手続き

児童手当は市区町村から支給されるものなので、引越しで他の市区町村に移る場合は、引っ越し前の市区町村から受け取る資格がなくなります。

そのため、引っ越し後に新住所地で新たに児童手当を受給するための申請手続きが必要です。

児童手当の申請には以下の書類が必要です。

1、 児童手当認定請求書兼額改定請求書(窓口にあります)
2、 請求者(保護者で収入が多い人)の健康保険証の写し又は年金加入証明書
3、 請求者の前年度の課税証明書(旧住所地でもらっておく必要があります)
4、 請求者の本人確認書類
5、 請求者のマイナンバーが分かるもの
6、 請求者の銀行口座が確認できるもの
7、 認印(シャチハタはダメ)

児童手当には所得制限があるため、所得を証明する必要があります。

引っ越しで市区町村が変わる場合は、引っ越し前の市区町村役場で所得証明をもらっておきましょう。

申請が遅れると児童手当を受給できない月が発生するので、引越し後は忘れずすぐに申請してください。

4、乳幼児医療証の手続き

「乳幼児の医療費助」は市区町村で行われており、内容もそれぞれの市区町村により異なります。

引越し前に前住所地で資格消滅手続きをして医療証を返却した上で、引っ越し後に新住所地で新たな医療証の発行手続きをします。

申請には以下の書類が必要です
1、 子供の健康保険証
2、 認印
3、 課税証明書(所得証明書)

その場で発行してくれるか、後日郵送するかは自治体によって異なりますので、窓口で問い合わせましょう。

また、以下のような手当てを受けている場合も引越し先の市区町村で申請が必要です。

1、 児童扶養手当
2、 特別児童扶養手当
3、 障害児福祉手当
4、 ひとり親家庭医療助成

まとめ

子連れの引越しは大人だけの引越しに比べて大変ですが、根気よく頑張りましょう。

子供には新しい友達が待っています。お母さんも新天地で孤独にならないように、育児で相談できる施設を一緒に調べておくと良いでしょう。

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