引っ越しにともなう運転免許証の住所変更手続き

引っ越しをして住所が変わったら、運転免許証も住所変更手続きが必要です。道路交通法では、
すみやかに住所変更を行わない場合「1万円以下の罰金又は科料に処する」となっています。

また、身分証明証として使用できないなどの不都合も生じてきます。そこで今回は、運転免許証の住所変更手続きの仕方や、住所変更しない場合のデメリットなどについて解説します。

免許証の住所変更は引越し後の新住所地で

引っ越しなどで住所が変わった時は、新しい住所のある都道府県内の警察署(公安委員会)などへ行って住所変更の手続きを行いましょう。

運転免許証の住所変更の手続きをしないと、次回免許更新のお知らせハガキが届きません。

免許更新時は私もそうですが、ハガキが届いて気付くことが多いと思います。免許更新しなければ最悪の場合、免許失効してしまうので、免許証の住所変更はとても大事です。引っ越したら優先的に行います。

免許証の住所変更手続きができる場所

どこへ行けばよいか?

運転免許証の住所変更は、次の2ヶ所で行うことができます。

・最寄りの警察署
・運転免許試験場、運転免許センター

運転免許試験場と運転免許センターとの違いは、その呼び方・名称だけで、実施業務に違いはありません。各都道府県や施設によって呼び方が変わるだけで、基本同じです。

なお、免許証の住所変更は、「新しい住所地の所轄警察署」に行って手続きをするのが一番早くて待ち時間が少なく確実です。

都道府県によっては、お住まいの住所を管轄している警察署でなければ手続きできない地域もあるようです。派出所ではなく運転免許課がある警察署に行って手続きしましょう。

時間帯や曜日はいつがよいか?

警察署で手続きする場合、お昼前後が一番混んでいます。仕事の昼休憩に行く人が多いからです。逆に空いている時間帯は朝9時過ぎとか早い時間帯のようです。

運転免許センターや運転免許試験場は、免許証の更新や免許の取得の人が多く、待ち時間が長くなる傾向にあります。最寄りの警察署で手続きした方が待ち時間は短いです。

ただ、警察署の場合は平日、月曜日から金曜日までの9時から16時か17時までしか受付していないので、土日にしか行けない場合は、土日も開いている運転免許センターを利用するとよいでしょう。

土日の運転免許センターの開いている時間はそれぞれのセンターで違うので確認が必要です。平日より時間が短いことが多いです。

参考:全国の運転免許試験場、運転免許センター
https://xn--94qw00l56cisb.net/?p=4852

免許証の住所変更に必要な書類

免許証の住所変更には以下の書類等の準備が必要です。

・運転免許証
・住民票や新しい住所を確認することができる書類
・印鑑(シャチハタはダメです)
・申請用写真(要確認:他府県から住所変更する場合は必要になる場合があります)

免許証の住所変更手続きの流れ

直接訪問し、窓口で書類を提出

大まかな流れは以下のとおりです。

警察署や運転免許センター、運転免許試験場の担当の窓口に行く

運転免許記載事項変更届に記入する

必要書類を添えて提出する

運転免許証の裏に新住所を書いてもらい、手続きをしてくれるのでそれを待って完了
(免許証の裏面は自分で書くケースもあり)

運転免許記載事項変更届を書くときの注意点とは?

引越し先の住民票などをよく確認しながら町名や番地だけでなく、マンション・アパートの名前や棟名、部屋番号までキチンと書きましょう。

なぜなら、運転免許証は身分証明書として使うことが多いからです。

住民票や新しい住所を確認できる書類について

運転免許証の住所変更は住民票の原本を持って行くようにしましょう。コピーでは受け付けてくれないことがあります。

市役所や区役所などで転入届を出したら、一緒に住民票も2枚以上もらっておくといろいろな手続に重宝します。

転入届を出して住民票を受け取ったら、できればその足で警察署などに運転免許証の住所変更手続きに行きましょう。そうすれば免許の失効という最悪の事態は避けられます。

引越しをして間もない時は、まだ住民票や健康保険証の住所変更手続きが終わってないこともあります。

そんな時は、電気・ガス・水道・電話などの公共サービスの郵便物を持って行きましょう。こちらもコピーではなく原本が必要です。

申請用写真について

他府県からの転入など、申請用写真が必要な場合は少ないので、警察署などで写真がいると言われてから証明写真を撮りに行っても大丈夫です。

どんなサイズが必要か担当窓口に確認しましょう。

代理人が手続きする場合

代理人になれる人は決まっている

自分自身で免許の住所変更手続きができない場合、代理人に代わりに行ってもらうこともできます。

ただ、誰が代理人になれるかは、引越し先の自治体や施設によって、以下の3パターンに別れます。まずこれらを確認後、代理人に手続きを依頼してください。

1、 家族であれば代理できる
2、 家族の他に、友人や知り合いでも代理できる
3、 代理人は受け付けていない

代理人手続きに必要な書類

代理人手続きに必要な書類は以下のとおりです。

・運転免許記載事項変更届
・免許証の住所を更新したい人の運転免許証
・新しい住所を確認できる書類(住民票や郵便物)
・本人の認印
・代理人の認印
・代理人の身分証明書
・委任状

代理人による申請は必ず委任状が必要です。

委任状は自分で作れますが、不安があるなら警察署などであらかじめもらっておくと良いでしょう。

記載する内容・書式はそれぞれの自筆で以下を全て記入しましょう

1、 代理人の氏名・住所・生年月日・印鑑
2、 委任する人の氏名・住所・生年月日・電話番号・印鑑
3、 委任する内容
4、 日付

運転免許証の住所変更手続きを忘れるとどうなるか?

道交法で罰金刑もある

ペーパードライバーなどで運転しない人は運転免許証の住所変更するのを忘れがちになります。

実は、道路交通法で「すみやかに住所変更を行わない場合、1万円以下の罰金又は科料に処する」という項目があります。

急に取り締まりが強化されて、罰金を支払うことになってしまっても文句を言えないので、できるだけ早く手続きをするようにしましょう。

運転免許証の住所変更をしない事のデメリット

運転免許証の住所変更手続きをしなかったり、忘れていたりすると、次のような不都合が生じます。

1、 運転免許証が身分証明書として使用できない

いろいろな手続や購入ができない

2、 免許更新の連絡ハガキが来ない

免許の期限切れに気付かずに免許失効して、運転免許を一から取り直すことになる

3、 交通違反を起こした時の手続きが面倒

旧住所の所轄の警察署から呼び出しを受ける場合がある

4、 免許更新の手続きが大変

旧住所の所轄の運転免許センターで更新手続きを行う必要がある

まとめ

運転免許証の住所変更は、デメリットの事を考えると極めて重要です。特に、引越し前と引越し後の住所が遠く離れていると、面倒なことになる場合もあるからです。

住所変更しなくても車の運転はできます。ただ、免許証が身分証明書として使えなかったり、免許更新お知らせハガキが来なかったりすることを考えると、早めに手続きをすることを強くおすすめします。

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