学生の引っ越しで住民票は移したほうがよいか?

春になれば進学をきっかけに、一人暮らしをする学生が多くなります。通常は2~4年間親元を離れて暮らすことになります。

そうした場合、引っ越しに伴って住民票を移したほうがいいかどうか悩むところです。短期間であって、卒業すればまた実家に戻るかもしれない場合は、特に移さなくてもいいだろうと考える人も多いです。

ただ、住民票を移さないデメリットもあります。

今回は、学生の引っ越しや一人暮らしの際、住民票を移さないことのデメリットについて解説します。

住民票を移さないことは法的にはオッケー?

引越ししたら14日以内に、役所へ行って転出届や転入届を提出して住民票を移さなくてはなりません。法律で決まっており、科料5万円以下の罰則規定もあります。

一般的に住民票を移さなければならない主な理由は、

1、その市区町村の公的サービスが受けられない
2、選挙・免許更新・成人式などの各種案内が旧住所に届いてしまう

からです。

ただ、1人暮らしを始める学生の場合は、

「生活の拠点は実家、学校の近くの住まいは一次的なもの」

とみなしてくれるので、特に罰則規定は発生しません。実家がそれほど遠くなくいつでも帰れる場合は、特に不便がないかもしれません。

【転出・転入届用紙の例】

住民票を移さないと不便なこととは?

学生が引っ越し後に住民票を移さないと、選挙案内・運転免許更新ハガキ・成人式の案内などが実家に届きます。

実家から「各種案内が来たよ」との連絡がその都度あればよいのですが、もし見過ごしたら面倒なことになる場合もあります。

一番大変なのは、実家から遠く離れて暮らしている場合の運転免許証の更新手続きです。運転免許証には期限があるので、更新手続きを忘れると免許失効となり面倒なことになります。

運転免許更新手続きを引っ越し後の住所で行うには?

住民票を移していない場合、原付や自動車の運転免許証の更新は、実家がある住所の管轄運転免許センターに行く必要があります。そのため、更新ハガキが実家に届くたび帰省しなければなりません。

実家とあまり距離が離れていない場合や、遠方でも時々実家に帰っていて連絡ハガキが届いたらすぐに手続きが出来る場合は、住民票は移す必要はあまりないかもしれません。

しかし、遠方ですぐに帰れない場所に実家がある場合や、実家のご両親との関係があまり良くない場合は面倒です。

免許更新月である誕生月によっては学業が忙しく帰省できなかったり、実家近くの免許センターまで行く交通費がかかったりで、経済的に大変な場合も考えられます。

免許更新については、住民票は移しておいたほうがやはり便利です。なお、住民票を移したら、運転免許証の住所変更もしておきましょう。

「引っ越しにともなう運転免許証の住所変更手続き」の詳細はコチラ

選挙はどうすればよいか?

選挙の場合は、投票日の2週間前から事前の不在者投票もでき、実家近くの指定された施設で行うことになります。

住民票を移していない場合は、実家の選挙区での投票になりますので、選挙当日または、不在者投票のために帰省することになります。

まとめ

大学生や専門学生の短期的な一人暮らしであっても、住民票はできるだけ移しておいたほうが、各種手続きのことを考えると便利です。

住民票の異動に関する記事は以下を参照ください。
「引っ越しにともなう転出届(転居)の手続き」の詳細はコチラ
「引っ越しにともなう転入届の手続き」の詳細はコチラ

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